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HAL4550

パリ旅情

現在2013年1月1日パリのシャルルドゴール空港Air franceのラウンジに居る。ホテルでブログをアップしようと思ったが、タイムアップで空港に出てしまった。空港WiFiよりセキュリティが堅牢なラウンジを利用するために日頃からマイレッヂを溜め込んでいる。


しかし、スピード遅い、とても写真は転送できないので取りあえずテキストだけを送ることにした。去年も同じような状況であったことを思い出した。写真はミラノのホテルから転送しようと思う。




今回はひと足早く27日にパリへ入った。宿はオペラ座近くのクラシックホテル、部屋に通じるエレベータは手で閉めなければならないが最新設備のホテルより好きだ。

初日はガルニエ・オペラ座をひと回りして、近くのオリンピア劇場横のカフェ・オリンピアで夕食、パリに来たら、やっぱりエスカルゴと丸い牡蠣を食べなきゃ始まらない。
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翌日は早駆けでエッフェル塔へ、地下鉄を自由に乗りこなして、待ち時間も一時間足らずでエレベータで頂上まで着いた。小雨模様で二階からは市内が一望できたが、頂上は雲のなか何にも観えずに早々と降りた。

予定が早まったので地下鉄を乗り継ぎモンマルトルの丘へ行った。お目当てはカフェであるが似顔絵描きが集まる寺院近くの広場にある。ここの蒸しムール貝は熱熱で絶品だ。夕方近くまでモンマルトルの店を冷やかし、拙宅ハルと同種エスパニョール・スプリンガーの猟犬が鴨を銜えている絵を一枚買った。そして、夕食はオペラ座近くのカフェで牡蠣を食べた、これもおいしいの一言に尽きる。
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高田三郎の日本歌曲、パリ旅情、深尾須磨子の詩は大好きで、サンジェルマンデュプレ通りやサンシュルプス教会は行ってみたいと思う。結局、三日目にルーブルを朝から晩まで駆け足で廻り全部見てしまった、体はくたくただが、変な充実感が残る。
# by hal4550 | 2013-01-01 18:30 | その他

師走

師走も押し迫り坊主でもない私も走り廻らなければならない。

一年の総決算と謂う訳ではないが恒例行事をやらねば年は越せぬ。

年賀状書き、挨拶回りは早々と済ませて、気は早いが餅つきをした。

我家では代々餅つきは12月30日と決まっていたが、この十年ほどはクリスマス前後の日曜日に行っている。

外に釜戸を作り餅米を蒸して餅をついている、もっとも杵と臼でつくのは50年ほど昔に止めて、餅つき機に頼っている。昔は沢山ついていたのだが忙しい昨今は仕方のないこと。


いまは女房と二人だけになってしまったが、子供達やお婆さん親戚やゲストが寄合い一年を締め括る賑やかな行事であった。

ことしは少しだけにしたが、それでも一月中は毎朝雑煮が食べれる量である。
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業務用旧式餅つき機だがあっと言う間に餅が出来る。つきたてを醤油大根おろしで頬張る、これが楽しみ。
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餅つきも昼過ぎに終わり、家中の窓をホースとデッキブラシで洗った。植木の剪定は既に済ませてあるし、おせちは要らないので恒例行事はあらかた終わった。あとは旅行の準備だけだ。



ことしは八月からルームランナーで走り始め、コレステロール値はすぐに正常値になったので目的は達成できたが、体重が面白いように減り始めたので今でも続けている。MAXスピード9Kmhでインターバルで30分走るだけだがダイエットには効果が大きい。
86キロの体重がいまは77キロ前後と8Kgほど減量に成功した、74キロが目標だが減量すると寒さが堪える、物凄く寒く感じる。
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オーディオの方は装置に大きな変更は無かったがケーブル系のマイナーチェンジを少々。レコードは200枚程度、CDも同じぐらいは増えている、収納場所に頭を悩ましているのは相変らず。それなのに師走に入り新たに400枚のレコードを買った。まだ詳しくは見ていないが英国のコレクターが長年に亘り収集した初期盤である、縁があり手元に来たが、嬉しいような困ったような複雑な心境に追い込まれる。じっくりと聴いてみたいと思うのであるが果たして時間が取れるか。
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このような英国初期盤がほとんどだが一編に揃うと一枚一枚集める楽しみがなくなるので本当に困る。
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# by hal4550 | 2012-12-25 04:35 | その他

透明レコード

透明なレコード、100%ピュアーなLPがAmazonから拙宅にも忘れられず届けられた、ちょっとしたクリスマスプレゼントだ。一年間よく働いたと思う、自分に対する褒美とも云える。

ソフトは機械を換えるのとは違う嬉しさがある。機械は清水の舞台から飛び降りる不退転の覚悟が必要であるが、ソフトウェアは、そのような悲壮感は全く無い。それは単価が安い高いの問題ではない、ささやかな幸せとドキドキ感が味わえる楽しみである。


ことしも大量のソフトを拙宅に運び込んだ、運び出されるソフトは無いので溜る一方である。一回きりでも箱に仕舞うのではなくレコード棚に収める、箱に入れると二度と聴くチャンスを失うからに他ならない。



さて、北の信者さんに触発されて100%PureLPをJazzだけ五枚買った。他にはロックが十数枚リリースされたが、さすがにそちらには食指が動かない。不思議な事にクラシックのリリースは未発表だ。
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北の信者さんはこのレコードをSACDの様なと評された、実際にロリンズのサキソフォン・コロッサスを聴いてみて、ひっくり返った。このレコードは1957年のモノラルでSJ推薦盤の国内盤と輸入盤を持っている。

しかし、全く別物である。異なる点は三点ある、国内オリジナルマスターテープをDSDリマスターリングしてあること、プレス工程でメタルマスターから直接プレスしていること、通常はラッカー原版->メタルマスター->メタルマザー->スタンパー->プレスであるから二工程が省かれている。それから原料にカーボンや添加物が含まれていないことだ。



レコードにSPU-Gを静かに落とすと、ぽっかりと音像が浮かぶ、素晴らしい音だ、そしてサックスの音が物凄いスピードで飛んでくる、と云っても押し付けがましく迫る訳でもない。いくらでもヴォリュームを上げられる感じである、今のカッティングマシンだからステレオ針で聴くのが正解だろうと思う。

ぽっかりとセンターに結像するのが、いかなる理由によるものか分らないが、DSDリマスタリングのSACDやSHM-CDと同系の特色を備えていると思われる、実に好ましいレコードである。



次にアートペッパーのミーツ・ザ・リズム・セクションをかけると走り出したくなった。チャンネルセパレーションが凄い、突然、まさに突然右チャンネルから音が飛び出す、ピアノとシンバルのイントロに続いて左からアートペッパーのメロディが流れてくる、たまらなく、走り出しそうになるのを自制しながら聴く有様である。

レコードというより、SACDやSHM-CDやテープなど別ジャンルでレコードとは別物である。なるほどレコード針を使うのでレコードには違いないが、それでもレコードとは別物である。
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アートペッパはステレオ録音であるから、ロリンズとは全く違う音楽の聴かせ方をする、チャンネルセパレーションが凄いので今までのレコードの感覚とは全く違う、CDとも違う、SACDに近いのかもしれない。しかし、これはDSDリマスタリングの賜物であると私は思っている。だから、国内マスターテープに拘ったのかも知れない、本当に凄いものが出てきたものである。オリジナル盤との聞き比べなんぞはナンセンスである、全く違うものだから。

年末に素晴らしいプレゼントである。100%pureLPの存在をご紹介戴いた北の信者さんに感謝。      このレコードはガラスCDに近い音であることを思い出した。あとはWaltz for Debbyが届けられるのを待つだけだが年を越すことになるらしい。
# by hal4550 | 2012-12-21 15:00 | レコード

iPhone5デザリング

11月に携帯をiPhone4sからiPhone5に買い換えた。現在モバイル機器は携帯2台とiPad mobileとEmobile(7.2Mbps)がありモバイルPCに至ってはLenovo HP Macbook Asuなど混迷を極めている。

加えてウルトラブックのAcer Aspire S7を購入した。8年ほど愛用したThinkPadがそろそろ古くなったので携帯用から社内用のWebサーバへ転用するべくWindows2003R2を導入予定だ。Acer AspireS7の薄さと軽さとcore7/1.9GHz/128GB SSDのスピードは魅力だ、そしてWindows8を試してみるのにタッチパネルは必須だとf判断、実際は画面をタッチ操作する事は無いが、購入前は必要と思えた。
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関係ないが12月14日は赤穂浪士の討ち入り、12月15日はソフトバンクのiPhone5でLTEでデザリングが解禁になる日だった。昨日は忙しくすっかり忘れていたが、今日思い出してiPhone5のデザリングを試してみた。



わたしはコンピュータを生業としているが携帯電話には疎い方で、それでも昔からモバイル通信でパソコンをつないで緊急時は客先のサーバやネットワークの保守をしている。それで、早くからEmobileやiPadは端末として使っていた。何台も所有するのは面倒なので一台にまとめるつもりでデザリングを待っていた。

携帯電話でWeb検索やメールを済ませる人にはデザリングは興味が無いかも知れないが、デザリングはパソコンがWiFiもしくはBluetoothで経由してiPhoneからインターネットにつながる機能である。何よりも通信アダプターとパソコンを接続する必要が無くなることが嬉しい。iPhoneをポケットに入れたままでパソコンと接続できる。



ネットでは速報で簡単に接続できたと書いてあったが、実際には結構苦労する。勿論、iPadとは簡単に接続できるがThinkPadとAcerは簡単ではない。Bluetooth経由は比較的簡単だがWifi経由はパソコン側でiPhone5のWifiを検知するのに小細工が必要だった。


特にAcerのWindows8では半日ほど悩んだ、先ず気になる選挙へ行ってからじっくりとやった。ポイントはAcer側のiPhone5用WiFiの設定だが暗号化がWPA2/AESで予めiPhoneでインターネット共有設定でセットするパスワードを入れておくこと。iPhone側は携帯をリブートしないと設定メニューにインターネット共有メニューが出てこない。そしてWiFiのパスワードを設定してもインターネット共有にしただけではパソコン側でiPhone_WiFiが拾えない。ここがポイントだが、インターネット共有のオフオンを数回繰り返すとようやくAcerでもThinkpadでもiPhone_WiFiを検知する事が出来た。これはネットで拾った情報で分った事だが、結構苦労するところだ。

実際の使用感はEmobileに比べて物凄く快適だ、通信量の心配はあるが5GBから7GBは直ぐに使い切ってしまう恐れがある。
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# by hal4550 | 2012-12-16 21:00 | その他

JPSとVDH

VDHカーボンファイバーとLEMO銀線は聴覚上の差が殆どなかったことが分ったので、プリ・メイン間のインターコネクトをJPS Labs superconductor2からオルトフォン6Nに数ヶ月ぶりに戻してみた。


シューベルトの弦楽五重奏で聴く限りでは差が少ないように思える。6NにしたところでVDHとLEMO銀線を切替えてみると高域の拡がり方に少し差がある、注意して聴かないと分らないぐらいの差であるが、ピアノの黒鍵が拡散するように響くのがVDH、かっちりと響くのがLEMO銀線に聴こえる。ピアノの表情が良く出るのが興味深い、弦は今のところ違いが見出せていない。


プリ・メインのインターコネクトをJPSに戻すと、やはりオルトフォンとJPSは全く違う、オルトフォンがアルミ臭く聴こえる、オルトフォンは6N-OFCでJPSは銅アルミ合金だが、JPSの方がアルミ臭を感じない。ややこしい表現であるが、6Nは音の粒立ちがいびつでイガライ感じを覚える。JPSは珠のように表面張力で固まったような音の粒立ちを感じイガライものは全く無い。それにエネルギッシュである、弦もピアノもクレシェンドの破綻しない勢いとデミネンドの消え行く音にも勢いが感じられる。音のトランジェント、これは大事な事だ、演奏家はこの表現を聴いて欲しいと願っている。

インターコネクトをJPSに戻してVDHと銀線を比較してみると鍵盤の音の粒立ちが随分違うことが判別できる、音のトランジェントが違うように聴こえる。聴く意識がそこに注力されているからこそ分る差であり、最初のように茫然と聴くと、全く差が無いように聴こえる。これは困ったものだ6Nと銀線でも全く問題が無い訳で、この拘りがなければもっと自由に生きられるものの、しかし、この感覚がなければ道楽なぞ分るまいとほそくむことにした。

女房が、やさしい音色とズスケのシューベルト五重奏をほめてくれた。彼女にほめられると無性に嬉しい。
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最近、BrinkmannよりSPUを多用するのは音のしなやかさに他ならない。そして、SPU-Gは安心して聴ける良さがある。
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# by hal4550 | 2012-12-08 11:00 | レコード