HAL4550:PCオーディオ
2015-07-11T10:12:50+09:00
hal4550
ハレアカラ
Excite Blog
秘密基地
http://hal4550.exblog.jp/24368941/
2015-07-08T06:00:00+09:00
2015-07-11T10:12:50+09:00
2015-07-08T05:25:34+09:00
hal4550
PCオーディオ
子供の頃、僕等の間では秘密基地がはやった。小学校三年生から六年生になるまで、最初は家の軒下であったり、裏山の近場であった。年齢が上がるにつれ段々家から距離が離れて行った。秘密基地は段ボールで囲った簡単なものから最後は木の上に作るツリーハウスになった。マーク・トウェインのトムソーヤの冒険やハックルベリー、そして十五少年漂流記が秘密基地マニュアルになった。秘密基地だからその存在を教えてはいけない、十五少年漂流記に従い秘密誓約書を作り誓いを立て合言葉も決めた。
最後の頃は秘密基地にラジオを持ち込んだ、と云っても電気が来ていないので本当のラジオてはなく、村中に配線してある有線放送の柱から鉄線をつなぎ空き缶に針金のコイルをつくり耳に当てると音が鳴る。有線放送は50Vの送り出しトランスが付けてある、もちろん素手で触るとビリビリ来るし、それを直に耳に当てようものなら感電するのでナイロン袋をかぶせてナイロンを振動板と絶縁膜の代用にする。放送はNHKだけだが時折聞き覚えのある村の有線放送が流れる。秘密基地ごっこは中学に入るとピタリと止めた。あれは子供の遊びと自分に言い聞かせて基地を弟等に譲ると全く興味を失ってしまった。しかし、思い出してもワクワクする秘密基地ごっこであった。
懐かしい秘密基地に行った、子供の頃作ったような秘密基地であった。ワザと迷路にしたり覆い隠し見えなくするのも秘密基地の鉄則であるが、ここデビルJyajyao秘密基地はその要素がふんだんに取り入れてある。センサーで色んな仕掛けがしてあり、忍者屋敷そのものである、手裏剣が刺さっていても違和感はないだろう。その秘密基地の秘密を明かしてはいけない、なにしろ秘密基地だからと思いながら、ここを訪れた者達の全てが感じたとおりのことを私も感じた。許される範囲で秘密を書こうと思うが、些か前振りが長過ぎていつその秘密を書くのだと怒られそうである、実際はどのように表現しようかと書きあぐねていた。
秘密基地で秘密のことを聞いてはいけないが時間を掛けて何気ない質問の振りをしてその核心へ迫った。先ずユニットの数は256個と合言葉も無しに簡単に自白した。チャンネル数は二十数チャンネルもぐもぐゴチャゴチャと誤魔化された、ここは多分秘密なのだろ、謎めいたところが良い。デジタル音源がメインであるという、全てをリッピングしてマックから制御する徹底した音源管理である。秘密基地にはCDの類が見当たらないのも秘密基地らしくて良い、リッピングしてオリジナルを売り払うようなことはしないところが意匠家らしい。秘密基地の何処かに隠されていると云う、だからこれと思うものをeBayで買ってリッピングして初めて同じものを買ったと気付くそうである。笑えない話であるが何処も同じである。
秘密基地のひみつの一つ、音像がぽっかりと空中で合成される、何と無く脳内合成に近い感覚であるがリアルなホログラム像の合成である。むかし何処かのブログで360度動くマドンナのCDが紹介されていた。すぐに買って試してみたが拙宅ではそんなことは全く起きなかった。しかし、いま思い出してみたらマドンナのあのCDをここで再生したらマドンナがホログラムで楽しめるのではないかと一瞬思ったが云い忘れてしまった。惜しいことをした、こんど秘密基地にご招待戴けるのなら是非持参したい音源の一つである。さて、そのホログラムであるが、全てがそのようなことになる訳ではない、ソースによっては中央から拡散したり収縮したり、左右のステレオ感ではない新しい概念の立体音像(ホロソニック)である。
ウエーブのリスニングチェアの場所をスイートスポットとして指定されたが、わたしには絶対的違和感がある。その場所では秘密基地の魅力のあるホログラム効果が望めないからである。だからわたしは耳の後ろには壁を作りたくない、ふと船首に飾られる舳先(BOW)に身を乗り出し波しぶきを直接浴びたい気がした。すると微妙な首の変化にホログラム音像(ホロソニック)がシャープに結像したり、アウトフォーカスになったり、正直に告白するとこのことは最初から分かっていた訳ではない。この愛の告白(映画タイタニックのデカプリオとケイト・ウインレストが愛の告白で船首に身を乗り出し腕を広げて波しぶきと風に髪をなびかせるシーン)を六十半端の男が周りに気付かれずにやってみた、その時私は舳先(へさき)のジャックとローズになった。
舳先に乗り出すと微妙な感覚が蘇えってくる、フォーカス・シュリンク、ズームイン・アウト大雑把に書くと自由自在である、暫くは気付かれずに独りで楽しんでいたが、この秘密基地の最大の魅力はここにあるのではないかと思い始めた。256個のスピーカを手懐けることは尋常ではない、凄いと思っても決して自分ではやりたくない行為である。冷静に考えてみれば何故マルチ・チャンネルをやるかという動機に隠された本質のヒントが有るだろう、この核心を無遠慮に尋ねた。シンプルな答えで予想を裏切るものであった。気に入ったスピーカを最もピューアな部分だけ使いたい、振幅振動を最小に抑えたい、ピューアな音源を求める男の含蓄の籠った一言である。私はそこで全てを悟った、だからフイルムの巻き戻しでこのブログを書いている。多分いままでも同じ質問をしたひとは沢山居ただろう、このシンプルなピューアなサウンド以外を排除する引き算理論を正しく理解できた人は少ないだろう。ピューアな音のためには高調波を全て排除してしまう、我々オーディオ・ファイルが出汁のうまみ成分として大切にしている第三次五次高調波オーバトーンを綺麗に取り去ると云う一見愚行の結果で256個のスピーカが必要になったことを、さりげなくさらりと云われる姿に畏敬の念を抱かずにいられない。
秘密基地では左右ステレオによる再生なんぞは考えていない、望むべくは音源256chにしたいのであろう、それは分るし出来れば素晴らしいだろうなぁと思う、秘密基地の進化が楽しみである。最後にリッピングなしでアナログ音源をDS青でかけてもらった、余りにも手放しで褒め称えるのもしゃくに触るから詳しくは書かないが手元に置きたいと思っただけと書いて置こう。悪いところにも少し触れさせて戴くと、リッピング・ノイズか歪みかは分らないが普通以上に強調される部分がソースに因っては再生される。通常であれば高調波成分でマスキングされる歪みがピューアな音となって再生されるときの弊害である、これを理解した上でこの歪みとも付き合わなければならないだろう。そうすれば脳内フィルターで消し去ることも可能かも知れない馴れれば簡単である。それからルームアコースティック・リバーブは必要悪である、魅力はあるが香辛料の類はピューアを目指して256chであれば尚更逆行する高調波成分であろう、胡椒はさじ加減が難しい、料理人でない客に許される僅かな憐みの行為であることを忘れてはいけない。詳しく書かないが、ユニットの配置やユニットの距離については、将来Jyajyaoさんが特許を出願されるかも知れないので、その理論の詳細は書かずに置こうと思う、もう少し推考は必要であるが正しい理論であることをわたしは理解した。
秘密基地からバルカン砲でレーザビーム攻撃されるポールマッカートニー、Oh my god、何てこった。
最後、銀座の秘密基地三ツ石に流れ込んだ、オーナの指定で七時半を一分でも違えてはいけない、と云う秘密基地の合言葉の意味は出された料理で納得させられた。料理も奥が深いものである、創作料理にもチャレンジされているオーナと板前さん、いつまでも秘密基地で居て欲しい反面、大勢の人に知らしめたいジレンマとの戦いかも知れない、内容の深い一日、考えさせられることの多い一日であった、日新日々新である。何時にも増して長文になってしまった。読みにくいところはご勘弁、やがて上げられるであろう北の信者さんのブログでご理解を深めて下さい。お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。 わたしなりに色々学ぶところが沢山ありました。
最後に三ツ石で戴いたお料理の数々を紹介する。
だっさい、という銘酒
知ったか
釣りたて刺身
〆鯖
金目鯛ウロコ焼き
牛ステーキの良いところ(山わさびで)
出汁疋和スープ
和スープリゾット
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電源ケーブルを少々
http://hal4550.exblog.jp/16275633/
2011-05-03T14:41:23+09:00
2011-05-03T14:41:59+09:00
2011-05-03T14:41:59+09:00
hal4550
PCオーディオ
オーディオは数多くのパーツから成り立っている、どの一つを代えても音は変化するから面白い、一生遊べる音道楽である。十八史略[先ずは隗より始めよ]ケーブルは結構高価であるが機器に比ぶればそれほどでもない。MACオーディオもそろそろ再開と思う。
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予想不可能への対応
http://hal4550.exblog.jp/16256371/
2011-04-29T09:54:00+09:00
2011-05-01T09:05:24+09:00
2011-04-29T09:55:05+09:00
hal4550
PCオーディオ
CSEのクリーン電源装置、これはEMT927の50Hzを供給するためのものだが電源が入らない。メーカの修理不能機器に指定されているので諦めるしかない。これは容量の大きい600Wが入手できたので交換した。しかし、これも修理不能機種に指定されているので何れは根本的な解決策を考えなければならない。モータを60Hzに交換するのが最善だがどうしたものかと未来の心配を思案中。
もう一つの障害はRME Fireface UFXの電源トラブル。電源は入るが起動しない、STATEランプが周期的に点滅する。シンタックス・ジャパンに電話するとWEBから修理依頼してくれと、つれない回答。ファームのアップか工場出荷モードへ戻す方法を教えて欲しいだけなのだが、ユーザでは出来ないので送り返してくれの一点張り、工場出荷モードが用意されていないコンピュータ機器は初めてである。
どうも初期不良臭い。RME Fireface UFX 電源が入らない。RME Fireface UFX STATEランプが点滅する。RME Fireface UFX 初期不良。インターネット検索でこのブログに辿り着く人も多いと思うので私の体験した傾向と対策を書いておくと、Firefaceを一週間以上電源コンセントを外した状態で放置しておくと、この現象が起きるらしい。解決方法は117Vの電源もしくは200Vの電源にコンセントを挿して電源を入れるとひとまず電源が入る、そして一時間ぐらい電源を入れっぱなしにしておき100Vに戻すと正常に稼動する。
根本解決はメーカ修理だがメーカ修理でも治らないケースがある。拙宅のようなクリーン電源を使っているケースは、厳密に言うと一次側コンセントにパルスノイズが混入している場合はメーカ修理でも直らない。この場合は基本設計通り200Vで使用するか、パルスノイズが入らない電源(セパレートトランスで且つパルスノイズ対策)を探して使用するしかない。一旦動き出したらFireface UFXは電源を落さない方が良いようだ。その必然性は異なるがLevinsonと同じグループに入れ電源は落さないほうが賢明である。
連休中に音出しが出来れば嬉しいのだが。
涸沢ヒュッテの小屋が雪崩れで流された。準備中の従業員が怪我したものの開業前で犠牲者が無かったことが幸い。例年ゴールデンウィークには300帳ものテント村が出現し奥穂を目指すラッシュアワーになる場所だが、雪崩で小屋が流され半壊状態という予想不可能の状況は何時でも何処でも起こり得る。涸沢付近を救助へりが頻繁に飛び交っている、昨日も10センチの積雪と嵐の繰り返し、ことしのテント村は無理かも知れないと思う。注)涸沢は雪崩のデブリ(残骸)が多い、しかしこの時期ここには来ないと思われている。
やまに来る人は覚悟してくるから、ある程度の対応はできるし駄目だったら諦めもつくが、最近は予想もしていなかったという人種が平気で雪山にも来る、予想不可能な日本の縮図がここにもある。
[蝶より涸沢・奥穂]]]>
Macオーディオ(10)
http://hal4550.exblog.jp/16157050/
2011-04-07T14:45:59+09:00
2011-04-07T14:46:33+09:00
2011-04-07T14:46:33+09:00
hal4550
PCオーディオ
様々な所用を済ませて、22時過ぎから思い立ってCubase5を銀河4号にインストールした。デバイスの設定に少し手こずったが慣れた画面で直に解決した。マニュアルを読むとMacOSXの時はデジタルアウトはDigital13/14にセットされている。NASに保管してあるファイルを開き、久しぶりにCDTの音源を聴いたが、古い音を聴いているような感じがする。
Win7とは明らかに違う感じである。カーボンベースも新しいもので条件は違うので、明日改めて聴いて見ることにする。
MacBookCubaseでリッピングしてみた。PCTを使う場合、インプットデバイスは何に設定するのだろうか。CDTのリッピングでMixerに入力信号が来ないので調べてみたらRME_USB_SettingでインターフェイスのDegital_InputをAESに変更したら信号が来た、と言うことはCDTはADAT2光で来ていることで正解と思ったがCubaseのデジタル信号はUSBで来ている。
NASのCubaseファイルを銀河4号のローカルディスクにコピーした。
比較テストは以下の通り。
1.Cubase NASファイル(Win7でリッピング)
2.Cubase ローカルファイル(NASからコピー)
3.Cubase CDT(MM36P MacBookCubaseでリッピング)
4.Cubase PCT(Cdparanoia MacBookでリッピング)
5.iTunesでWavファイルでのリッピング
試聴結果は以下の通り。
1.音は良いが古い音源を聴いている感じ、広がりが少ない。
2.SRコンポジットを使用したWin7で声に艶がのり、表現の曖昧さが無い。
3.CFRPをベースに声に艶がのり響きが広がるが表現が曖昧になる。
SRコンポポジットを敷くと声の艶は失われるがより厳密な表現がされる。
4.豊かな音楽表現と膨らみがあるが音楽の厳密な表現は期待できない。
5.わざわざ高価な機材を揃えて行う事はない論外は言い過ぎだが。
最後にCDTとPCTの対決をやってみた。曲はアルゲリッチの弾くシューマンのバヨリンソナタ、美しい曲でピアノとバヨリンの絡みが素晴らしい。
PCTはMacBookのcdparanoiaでwavファイルを作り、Cubaseにコピーしてwavファイルからcprプロジェクトを出力するスクリプトを作ったので操作性も少しは良くなった。
CDTはMM36PのトランスポートからMacCubaseで新規プロジェクトを作り再生しながら等倍でリッピングする今までの手順で行った。
結果はCDTの圧倒的な優位とはならなかった。PCTも素晴らしくParanoiaとMacBookPCTの相性はとても良く、CDTの厳密な表現には及ばないが表現の曖昧さはあるものの音楽的な表現は豊かで素晴らしいものだった。
バヨリンとピアノは心の襞をえぐり出すような表現に比べて、情感たっぷりにスラブ的な憂いを持っシューマンを聴かせてくれた、シューマンの表現はPCTの方が正しいかも知れない。でも、その差は好みの差でしかない。
CdparanoiaとCubaseの組合せは音は素晴らしいが操作性が余りにも煩雑で勧められる方法ではない。従ってMacBookを使うにはAmarra+Cdparanoiaか、Cubase+CDTが最高級の音質を得る方法である言える。
AmarraとMacCubase5の対決はAmarra+cdparanoiaは厳しい音楽表現ができ音も豊かであ。MacCubase+CDTの音質は素晴らしいがWinCubase+CDTの方が私の主観であるが音質、表現の深さ共に優るようである。
しかし、何れもSRコンポジットもしくはCFRPベースとケーブルが80%を占める現実は虚しいものである。
3月20日 震災の惨状をテレビが新聞が次々と映し出す。そして、追い討ちを駆ける原発の撒き散らす放射能に日本中が怯えている。もうオーディオの電源を入れる気はしない。]]>
Macオーディオ(9)
http://hal4550.exblog.jp/16156945/
2011-04-07T14:06:00+09:00
2011-04-08T08:47:39+09:00
2011-04-07T14:07:14+09:00
hal4550
PCオーディオ
暫くテレビは見たくない、新聞も、夜半までぼーっとして寝付かれず起きていた。息子を亡くしたこと、その息子とテントと寝袋持参で余震が続くなか神戸須磨区の被災地に入り一月から七月までボランティア活動をしたこと、悲惨とは裏腹に暗闇のテントから見上げた満天の星空が美しかったことが脳裏を駆け巡る。
一旦オーディオの火を落すと、再び電気を入れるのに気力がいる。貯めておいたブログもアップしなければと思うのだが...........、
今日、久々にオーディオの買い物をした。オーディオクエストのRJ45-G、3400円のPCオーディオLANケーブルである。
2011年3月12日 夜が明け、銀河4号で音楽を再生した。これまでにリッピングしたものを改めて聴き直してみた。
同じParanoiaをリッピングエンジンに使いながら、似たような音楽表現になりながらも良く聴き込んで見ると違いが有る。
総合的な判断としては私が使うにはXLDが良い。
MAXのBanse
シフ伴奏のピアノが煌びやかに響きBanseのソプラノが鋭く空間を切り裂く、そっと歌ってくれる時もある、華麗で良いのだが、容赦はしない。
XLDのBanse
ピアノとソプラノの響きがMAXに比べてスッキリとしてCDparanoiaに近い音を出してくれ優しさもそなえている、ピアノの粒立ちや音離れがとても良い。
CDparanoiaのBanse
余計なものは何もない足りないものもない必要な音楽だけを、すーっと差し出す潔さを感じる、素晴らしい演奏であるが、これを聴くと他が俗物的に聴こえてくるので困る。
XLDのカルメン
プレリュートはウインフィル独特の弦が少しだけ粗く、木金管が鋭く聴こえる。ステージ感もそこそこ広がって良い。曲が進むと弦や木管も耳に慣れ、心地よく聴こえる。ステージ感も申し分なく分厚い低音が響く。
CDparanoiaのカルメン
生々しいプレリュードが始まる。いっぱいに広がる楽器、これ以上は文句の付けようも無い。XLDで気になったミカエラとラモレスの二重唱も素晴らしい。誇張した表現も無くカラヤンとウィーンフィルの演奏をそのまま聴かせてくれる。注意深くリッピングしたが目立たない音飛びがある。よく聴いて見ると、音飛びではなくトラックとトラックの間のつなぎ(トラックギャップ2秒)の問題がある。これはPlaylistで解決できる。一旦、素のParanoiaエンジンを聴いてしまうとXLDもMaxも厚化粧で音楽が変質してしまうように感じられる。苦労のし甲斐は充分あるものの、素のParanoiaを使わなければ成らないとは困った。
CDparanoiaのカルメンをNASに入れてみた。LAN(1Gbps)経由だと銀河4号に相当の負荷(CPU利用率60~80%)が掛かるようでAmarraのレベルメータがぎこちなく動く、そして音質は凄みが無くなった、それでもXLDやMAXよりも良いと思える。銀河4号ではNASのメリットが無いようだ、ただ一点トラックギャップが目立たなくなったのはメリットか。Win7ではNASが大活躍と言ってもWinのDiskIOCSの出来が悪いだけと想像する、が、待てよ、MacもトラックギャップというよりトラックのDiskのIO待ちが問題か? 面白い事に成ってきた。Paranoiaは先読みのセクターを調整すればトラックギャップは解消されるかも。AmarraのPreferenceを開きPLAYBACK SETTINGのTracks to loadを10から20に増やした。試聴するとビンゴ、 トラックギャップは殆ど無くなった。そしてMemoryの設定を1GBに増やすと完全に無くなった。 ここで言うトラックギャップとはCDparanoiaがリッピングをする時に曲と曲の間に無音溝を作ってくれるのだが、連続した音楽の中にトラックギャップが存在していると不快なノイズとして聴こえる。曲間であれば瞬間のノイズで目立たないかもしれないが、オペラのレスタティーボやアリアのなかに頻繁に入ると流れが中断され不快なノイズとして聴こえる。一方、Cubaseのリッピングはトラック間を自動検知する機能が無いため1トラックとして処理されるのでトラックギャップのノイズが発生しない、あとからトラックギャップの代わりにマーキングを手動でつけて同様の機能を得る事が出来る。面倒といえば面倒だが、私はこの機能も必要としない、理由はフレームナンバーが表示されるのでこれを利用している。
PCオーディオはCDデータを正確に読み取るから音が良いと言われている。リッピングソフトを調べてみるとPCTがCDTに比べて精度的にも勝っているとは思えないが、リトライのパラメータや可変読取で精度を高めている事は事実でリアルタイム再生のCDとは異なる要因であることは間違いない。Winに比べてMacのPCT読取精度が良いように感じたが、Win7で Paranoiaをテストすることや、MacBookにWin7を導入してCDparanoiaを試してみれば結果が明らかになるだろう。
Amarraのレベルメータを見ていて分かった事はiTunesやXLD、Maxでは何れもピークランプが赤くなる事は無い、これはリミッターがかかっている。CDparanoiaはフォルテでは赤ランプが点灯するがピークで歪むところまでは行かないので、この辺の処理も音質に大きな影響を与えていると思う。
販売店からSRコンポジットに代わるカーボンベースを貸してもらった。Tiffany RecordsのCFRP(カーボン)、印象はSRコンポジットがえげつないほどのリアリティを持つのに比べて、艶の乗り方が凄い、Banseの声がオーバートーンでビンビン響いて聴こえる。残念ながらSRコンポジットは現在手に入らないので代わるものとしてはこの製品しかない。
CFRP積層カーボンシート、航空機に使用される素材らしいが、素晴らしい性能を持っている。
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Macオーディオ(8)
http://hal4550.exblog.jp/16038179/
2011-03-10T23:19:00+09:00
2011-03-11T07:31:28+09:00
2011-03-10T23:20:21+09:00
hal4550
PCオーディオ
EACをダウンロードしようと検索したら、EAConMacは見つかったものの面倒なサイトのようでダウンロードできない。本家のサイトも寄付画面がトップにあり寄付をしないと先に進めない、使えるか否か判らないのに先に寄付と言う名の前払いである。わずかな金であるが気に入らないのでEACは止めにした。12月にWin7のEACをテストした時には、こんな事は無かったのに残念。
また、あるサイト(某国直通)は無料でレジストリーの検査をしてくれるそうである。冗談じゃない、余計なお世話だ、と言うより、レジストリーにソフトを埋め込まれたり、Cookie情報を遠慮なしに持ち去る、LogicoolやSkypなどは某国にせっせと情報を運ぶ、幾ら待っていてもEAConMacのダウンロードは始まらない、こんなところになが居は無用だ。
Copy To
次にCopy Toのサイトを覗いた、ここは作者が日本人であるが作者の弁が厄介そうでCopyToも止めにした。
Paranoia
最後にリッピングエンジンの本家本元のParanoirを試してみる事にする。コマンドラインであるが本家の音はどんなものか楽しみである。ここサイトよりダウンロードした。
インストールは簡単だがコマンドで動かす必要があるので、OSXのCDからオプショナルのRosettaをインストールする必要がある。
そして、ターミナルからコマンドを入力するとCDを読込み、標準出力でWAVファイルを作ってくれる。リッピングの速度は可なり速い感じだ。
ご丁寧に途中経過も、この通り表示してくれる。
とうとう、Amarraで懸案のPlaylistを作成した。やり方は簡単でAmarraのPlaylist->Playlist Window->ADD FINDERでファイルを選択してコピーペしてSAVE PLAYLISTでMusicのところに名前を付けてsaveするだけ。次からはこのPlaylistで再生が簡単に出来る。(Amarraユーザには常識でしょうが)
シェルスクリプトを作ってScriptEditorでアイコンから起動できるようにした。
さて、コマンドラインで作成したBanseのモーッアルトの歌曲であるが、聴くと素晴らしい、不要なものは何一つ無い、余計な音も含まない、リッピングエンジンそのものの音である。
その時は、純粋にそう思ったが、何故、みんながParanoiaをベースにして色々作りたがるかが判った。音には全く不満は無いが、操作性がひどく悪い、出力ファイル名が同じであるから二枚目のCDをリッピングする前にファイルを移動するか、名前を変更しないと無常にも上書きされてしまう。それはリダイレクトのパラメータをシェルで何とでも成る話しで、この音とのトレードオフで大したことはないユーザで解決できる種類の問題である。
オペラもひと通りリッピングを終えて再生してみると、当然、トラック単位にリッピングされるので音楽はぶち切れだが、それも予想された事だから仕方ない。聴き流していると、同じところを繰り返し繰り返しリピートしているところや音飛びが何箇所も有る。結局CDの読取エラーの処理がエンジンでは出来ていないのである。正確に言うと、読取エラーのパラメータはあるので設定すればよいのだがCDによりエラーの出方が様々でパラメータで簡単に対応出来そうも無い。この辺のハンドリングがポイントで、その冗長性の扱いがノウハウかも知れない貴重な経験をした。エラーの出ない新品のCD、例えばBanseは全くでないのでparanoiaでリッピングすると素晴らしい音がする。それはCDTransに近いかも知れない。結局、CDTにしてもPCTにしても読取エラーの処理と補正処理が肝で、リッピングした後のデータの格納は別次元の問題を含んでいることが分かった。
テストの締めくくりにMacBookにCubase5を入れて見ようと思う。そろそろ銀河4号のテスト環境も怪しくなってきたので、テストがひと通り終わったらBackupからクローンを作る必要が出来てきた。
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Macオーディオ(7)
http://hal4550.exblog.jp/16035340/
2011-03-10T12:11:34+09:00
2011-03-10T12:12:04+09:00
2011-03-10T12:12:04+09:00
hal4550
PCオーディオ
Maxを一日聴いて、インターフェイスケーブルで音があれだけ変るのならベースボードを外すと、どうなるかやってみた。結果は変化が一番大きい。外すと音像が巨大になり特に低域がボケてしまう、5分も聞けずカーボン・ベースボードを敷き戻した。定位がしっかりして音像がしまり等身大の歌手が立ち、唇の感じや楽器の姿が見えるようになった。やはり、私の処ではMac、Winに関係なく音の8割はケーブルとベースボードが支えていることを改めて認識した。
XLD
XLDのサイトを開いてみた。http://tmkk.pv.land.to/xld
このサイトは開いたりクローズしたりしているのでxld-gui-20110228.tar.bz2を検索してダウンロードするのが良いと思う。
コマンドライン版はxld-20070917.tar.bz2、日付は古いが安定している。ダウンロードは検索して、ここのサイトから行った。
インストールも設定もMax同様簡単にできる。設定はXLDのPreferenceでMaxと同じような設定を行うが、Maxより直接的(コンピュータ向き)であり、設定情報の印象は正確なリッピングに気を使っているようで読取設定のパラメータがいろいろある(等速x1以下まで揃っている)。実際のリッピング速度はかなり遅く、ここもリッピングエンジンはparanoiaを使用している。
XLDは自動的にトラックタイトルを正確に付けてくれる。リッピングが終了するとCDを排出して読取ログを表示できる設定があり読取のエラー情報が表示され、これは良い機能と思う。
XLDもMaxと同様にオプションでiTunesとのリンクがあり、やはり、第三世界ではiTunesは避けて通れないようだ。
再生した音であるが、腰の低い良い音でMaxとよく似ている、のも当然でリッピングエンジンはparanoiaだから当り前か。
Playlistの作成が面倒であり、この点は1ファイルにまとめるオプションのMaxが私には使いやすいところだが、各々のトラック名を失うので思案のしどころだ。XLDとMax試聴した限りでは音質の優劣はない。
ところでXLDはリッピング終了でアプリケーションも抜けるように設定したので良いのだが、AmarraにiTunesはリンクしない設定にしたのがコトあるごとにiTunesがしゃしゃり出てくる、iTunesユーザには申し訳ないが、これは何とかしたい。
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Macオーディオ(6)
http://hal4550.exblog.jp/16024388/
2011-03-08T00:06:00+09:00
2011-03-08T08:24:42+09:00
2011-03-08T00:06:26+09:00
hal4550
PCオーディオ
先ずは手始めにMAXからテストしてみる。入手先はhttp://sbooth.org/Max
UnstableバージョンだがMacOSXの10.6.1をサポートしている Max-r1438.tar.bz2をダウンロード。
ダウンロードファイルをダブルクリックするとインストールされてアクティビティモニタで見ると既にプロセスが走っている、実に簡単。
始める前にiTunesのプロセスは殺しておく、そして、CDを入れるとTitleの入力などのメニューが表示される、フォーマットはAmarraがAIFF/WAV/BWFに対応しているので手堅くAiffを選択した。
Ripperでリッピングエンジンを選択(BasicRipperとCDparanoia)して、先のメニュー画面からEncordeをクリックするとリッピングが開始される。リッピング速度は結構遅いがiTunesと同程度か(5~10x)リッピング状況は%表示される。
比較のためCDparanoiaとBasicRipperの両方でリッピングしてみた。
リッピングが終了するとFinderで自分のミュージック・フォルダにiTunesと並んで新しいフォルダが出来ている。そこには先ほどリッピングしたCDparanoiaのRomeoとBasicRippingのRomeoBasicが格納されていた。
iTunesは止めてあるのでAmarraをスタートさせ、先ずはCDparanoiaでリッピングしたRomeoを聴く、つぎにBasicRippingのRomeoBasicを聴いた。スタートはミュージックの選択したトラックをダブルクリックでAmarraにリンクしてスタートする。
感想はiTunesに比べて(インターフェイスはFirewire800でテスト)
CDparanoiaは、静かな広がりを見せる、音質は少し粗いが力強い。時間がたつと印象も良い方向に変るかも。
BasicRippingは、オンマイクで明るいく、オケが少し上に位置する、横の広がりは少し狭い。
わたしの好みはCDparanoiaの方であるがJAZZを好まれる人はBasicRippingかも知れない。何処が違うか判らないがエンジンは同じParanoiaなのに。残念ながら音場の表現と音の陰影は満足できるものでは無いが、一時間も聴いていると、これでも良いかなと言う気になるから馴れは怖い。
追記 日本刀の切れ味が戻った
システムをシャットダウンしたついでにFirefasceUFXとのインターフェイスケーブルをFirewireからUSBに戻した。MaxをアップしてAmarraをスタートさせて、MyMusicに保存されているCDparanoiaのファイルをクリックしたがAmarraに信号が来ない、Playlistを見失っていると推測、落ち着いて見直すとAmarraのPlaylistのAdd Tracks From Finderで音源ファイルを指定するとAmarraに信号が来た。そして、まぎれも無い、あの日本刀の切れ味が一層鍛えられて帰ってきた、Firewireとは全く似つかぬ音である。FirewireケーブルもAudioQuestDiamondがあれば試してみたい、と言う、オチでした。ケーブルは本当に大事ですね。]]>
MACオーディオ(5)
http://hal4550.exblog.jp/16022471/
2011-03-07T18:42:00+09:00
2011-03-07T21:48:14+09:00
2011-03-07T18:43:16+09:00
hal4550
PCオーディオ
気を取り直してリッピングソフト探しにかかる。インターネット君によるとFinderを止めると音が良くなるらしいので、これはすぐ試せる。次にリッピングソフトだが代表的な(私が勝手に選んだ)5種類をテストしてみようと思う。
CopyTo
MAX
XLD
paranoia
EAC
本命はparanoiaだろう、殆どがリッピングエンジンにparanoiaを使用しているらしいので本歌取りになるか。
コマンドでmakeからやらなければならないものもあるので、MacOSX v10.6パーフェクトマスターとMacBookパーフェクトガイドを買ってきた。インターネット検索に頼ると偏った情報に振り回されそうなので。
ついでにFirewire800->400の変換ケーブルを買った、販売員の話では稲妻印は当面モニターインターフェイスにしか使えない。
追記 FinderとFirewire
Finderをアクティビティモニタでプロセス終了したら使用中メモリが3MB減り、音が広がっような気はするが大きな変化ではない。
それよりもAudioQuestのUSBケーブルを外して金メッキのFirewire800->400変換ケーブルを接続した変化の方が大きい。USB接続では記録されている音を日本刀で鋭く切り出していたのが、Firewireは薄化粧で霞が漂うような音だが普通の音。
デジタル出力は確かに光ケーブルで接続されており光を外すと音は出ない。FirewireはFirefaceUFXのコントロールしかしていないのに音が変るので不思議なことだ。USBかFIrewireの選択は悩むところ。]]>
MACオーディオ(4)
http://hal4550.exblog.jp/16018240/
2011-03-06T22:04:25+09:00
2011-03-06T22:04:53+09:00
2011-03-06T22:04:53+09:00
hal4550
PCオーディオ
ユーティリテイのフォルダの中でアクティビティモニタを見つけた、WindowsのCtl+Alt+Delで機能するタスクマネージャと同じ機能のものだが一番使うだろう、今まではプロセスを取消すのにリブートしていたからたいへん役立つ。
それから、i7はリアル64bitで動いているので感激だ。しかし、アクティビティモニタのプロセスをよく見るとAmarraやiTunes、RME TotalMixは64bitの表示が無いので32bitアプリケーションだろうと思う。アクティビティモニタにはCPU、ディスク、ネットワークに関する負荷率なども入っているのでチューニングに役立つ。
メモリのアロケーションはWin7に比べてコンパクトに動作している。4GBのメモリで1.6GBを確保して使用中837MB、固定中(多分キャッシュ)670MB、非使用中130MB、空メモリ2.4GB、ページング(ディスクキャッシュ)160MBであるがスワップは起っていない。
AmarraのPreferencesのPlayback SettingsのLoad Tracksを10から40にMemory Amountを512MBから2GBに設定してみたが、再生音とシステムメモリの割当には大きな変化は無かった。再起動してみたがシステムメモリの割当には大きなも変化は無かったが、アクティビティモニタの操作中に再生音の音飛び、流石にノイズや無音にはならないが、小節が飛んで再生されることが何回か見られた。さり気なく再生されるので気が付かずに聞き過ごすぐらいの滑らかさだ、実に旨く出来ている。この設定はデフォルト(10Tracks512MB)を触らない方が良いようである。
MacOSxはターミナルを開いてみるとUnixのコマンドがそのまま使える、BSD4.3 Machのようで、WindowsのCommandよりも使い易い。因みに予想はしていたが、SU - はsorryと表示されのでuserの範囲で使えれば良いかも。
現在は先のコピーしたディスクで動作しているのでバックアップは問題なく成功している。このディスクコピーは同容量のディスク同士か物理容量の大きいディスクにしかコピーは出来ない、パーティションサイズが小さくても駄目である。
3日間MacBookとアンプの電源を入れたままでバーイングを行ったので、だいぶ音の角がとれて滑らかになったが、鋭い日本刀のイメージはそのままである。また、HDD-NASにもiTunesの音源ソースをコピーしてPlaylistを作ったがローカルのiTunesと差は見られなかった。iTunesのファイルの場所とPlaylistの関係は分かりにくいが実体ファイルを確かめながら行った。Mac初心者がやっていることだから的外れも多いと思うのでご笑覧下さい。
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MACオーディオ(3)
http://hal4550.exblog.jp/16010554/
2011-03-05T09:54:00+09:00
2011-03-06T14:57:28+09:00
2011-03-05T09:54:29+09:00
hal4550
PCオーディオ
ふと思い出したことがある。試聴をお願いした販売店ジュニアくんがPCオーディオを聴いて、カーボンベースのチューニング前には音の消え方、デミネンドがスパッと切れてしまうのに、カーボンベースを使うと余韻が残り自然なデミネンドでスーッと消えて行くと表現してみせた。Amarraは最初から自然な音の消え方で好ましいと思っている。微小レベルの弱音をカットしていないのか、量子化ノイズ処理のDither Settingと併せて調整してみようと思う。
その前にシステムをバックアップしておく、方法はDISKを丸ごと別なディスクへコピーする、このとき役立つのが"これdo台"というふざけた箱だが確実にディスクコピーができる優れもの。先ずは裏蓋を開けて、ディスクを取り出す、MacBookは薄さを保つために随分コンパクトにスッキリ詰め込んである。
今日は妻との約束で北野天満宮の白梅と近くの地蔵院の椿を見に行く事になっている。日本画の福田平八郎の"散り椿"をスケッチしたところで、五色の散り椿は、この時期しか見れないので好事家には楽しみである、後ろ髪引かれる思いで電源をオフ。
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MACオーディオ(2)
http://hal4550.exblog.jp/16009579/
2011-03-05T00:58:00+09:00
2011-03-05T01:05:55+09:00
2011-03-05T00:59:13+09:00
hal4550
PCオーディオ
出荷直前に機種変更をしたのでMacが届いたのは一日遅れの朝一番になった。それから四苦八苦でもないが、すんなりとは行かなかったものの3時間で音が出るようになった。もしも、MacOSXの操作が分かっていれば30分で完了していたであろう。それほどに設定するところがない、と言うかチューニングは出来ないようだ(インプリが進めば方法が分かるかも知れない)。
音質等であるがWin7とは別な種類の音である。美しく鋭い日本刀のような切れ味である。接続ケーブルやベースはWin7の環境をそのまま使用しているので最高の環境と思うのだが、デジタル信号はMacから光ケーブルでFirefaceUFXに接続されているのでUSBは経由していない。使用している光ケーブルはWIREWORLDのSupernova6で光ファイバー280本を束ねた優れものである。
音の鋭さと艶やかさは格別であるが音場の形成は得意としないらしい。音の陰影や前後感は今の状態では出てこない。ぱっと鳴らして、これだけ鳴ればオーディオファイルが夢中になるのは仕方ないだろう。しかし、この艶姫に陰影を刻み込みWin7Cubase5の処まで持って行くのにどれだけ苦労をしなければ成らないのか楽しみである。
帰宅して一時間ほど聴いた中で、耳に憑いて不味い点が一箇所ある。初音のアタックがフライングして瞬間聴こえることがある。信じられない事だがレコードでも次トラック(音溝)が先にエコーのように聴こえる事があった。このような現象であるが、もっとはっきりと0.3秒ぐらいの音が先に出てしまい音楽が始まる。TotalMixが原因かも知れないが曲の最初だけでフライングのように聞こえるのは、Win7では無かった不具合である。
前にAmarraの音の良さの秘密が分かったような気がすると書いたが、Amarraの設定画面を見るとAmarraはデータの先読みをしてメモリーに展開しているようだ。確証は持てないが先読みでディスクIOの問題から解き放たれるので再生音は完全に有利である。Cubase5でもディスクIOの無いデータファイルを作ってやると音は確実に良くなる。メモリーには展開できないのでキャッシュを利用するためにディスクIOより低速のUSBやネットワークを使って誤魔化すのだが確実に音は良くなる。
過って音が良いと評判のMASH再生ポータブルCDはデータの先読みをしていたと記憶している。これはポータブル故の音飛びを防ぐための機構であったが、これが高音質を生み出していた。
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MACオーディオ(1)
http://hal4550.exblog.jp/16006177/
2011-03-04T12:17:00+09:00
2011-03-04T22:52:51+09:00
2011-03-04T12:17:31+09:00
hal4550
PCオーディオ
i7プロセッサ2.2GHz4GB/750GB(HDD)の高スペックのマシン、Windows機より先にi7プロセッサが入ってしまった。
2.6GHz/CoreDuoを注文していたが新製品が発売されている事を知り寸前のところで機種変更した。理由はプロセッサが4個のQuadCoreで本来のIntel i7の8スレッド性能に魅力を感じ、MacPro(サーバ)を凌ぐ高性能マシンだからMacを使わなくなったらWindowsを導入するための保険みたいなもの。Windowsの実験君に続き、これから銀河4号と呼ぶ。
同時にインターネットで注文したAmarra2.1が先に届いている。悪い癖で説明書も読まずに、取敢えず接続して電源オン、必要な設定を終えて、いよいよAmarraのインストールかと、あれれ、CDのExitキーが効かない、インターネットくんはこういう時はCDのアイコンをごみ箱へ移すとCDが排出されると教えてくれる、その通りだった。タッチパッドの使い方が分からず、やま勘で操作は分かり副キーの設定をして使えるようになったがMacは約束ごどが多すぎる、Macユーザにとっては常識の範疇だろうが、スクリーンショットを取るだけでもCnt+Shft+3(なぜ3ん?)、コンピュータ難民の気持ちが分かる(悟り、己の無知を棚にあげ愚痴は溢すなかれ)。
何とか勘だよりでAmarraをインストールしたがDACとの接続で困った。リベロさんが過って言っていたことを実感することになった。MacBookProにはFirewire800とUSB2.0とデジタルオーディオ(光)とライン/ヘッドフォーンの入出力がある。そのままAES出力できればどんなに便利だろう。しかもFirewireは800しかなく、変換ケーブルは手元に無いのでUSB接続でFirefaceUFXと接続するしかない。Firefaceをスタンドアローンで設定して光で受けることを試したが、信号が来ないので、取敢えず保留。USBからデジタル出力を受けてAESに出力しようとしたが、やはり信号は来ない。
そうするとUSBでFirefaceの設定をして光を使う手をためした。光はADAT2にリンクしているので入力をADAT2にして出力をADAT2のAESにリンクする設定をした。それでも信号は来ない。Win7につなぎFireface以降は問題なく動いている事が確認できるので、Mac->Amarra->Fireface(ADAT入力)とFireface(ADAT出力)の間にリンクが張れていないのではないかと思った。
そうだ、FirefaceUFXの高性能DSPを使ったTotalMixがあるではないか、TotalMixのADAT2入力には信号が来ている。そして、Master出力とADAT2(AES)をリンクすると音が出た。
リッピングはiTunesで取敢えず、いつも聴いているBanseが歌うドビッシーとモーッアルトの歌曲集からBeau Soir(美しい夕べ)を聴いた。印象は、また、次回の楽しみに。
Amarraはリッピング機能が無さそうなのでiTunesでやるかEACなど他の手を考えなければならない。
Amarraの音の良さ(未確認)の秘密が分かったような気がする。ヒントはここ!
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PCオーディオ(最終回)
http://hal4550.exblog.jp/15996988/
2011-03-02T16:08:00+09:00
2011-03-02T16:10:57+09:00
2011-03-02T16:08:55+09:00
hal4550
PCオーディオ
Win7とCubase5で行き着いた処の音場再生は満足できるもので少なくとも一分野を築いた。
Windowsが逆立ちしても勝てないMacの世界とはどういうものだろうか、LINNのDSは全機種を聴いて納得も行き機会があれば手元にも置いておきたいと思う。
私のところではLPしか聴かないシステムとCDしか聴かないシステムがあり、両者は全く干渉しないルールを作っている。
もちろん、聴くソースが違うのでナンセンスな比較はしない。ところがPCオーディオが侵入してきてCDの世界が危うくなりつつある世情のなかで、PCオーディオって本当に好いの、オーディオマニアはPCトランスポートで本当に満足できるか、と言う疑問から出発したPCオーディオでCDトランスポートの素晴らしさに至った。PCトランスポートのリッピングでCDトランスポート以上の音楽が聴ければMacであろうと言うことはない。
私は真に音楽が好きだが、その前にオーディオ・ファイルである、だから、音楽に隠れたくない、ケーブルやパーツを代えて好い音がするのであれば何を措いてでもやってみたい。
それが道楽と言うものでしょう。期待してくださいMacオーディオ。]]>
PCオーディオ(16)
http://hal4550.exblog.jp/15946914/
2011-02-20T13:48:00+09:00
2011-02-21T12:05:18+09:00
2011-02-20T13:48:29+09:00
hal4550
PCオーディオ
SSDについて
SSDにWin7Proを導入してみた。先にSSDにOSを入れるつもりは無いと書いた手前逡巡するところであるが朝令暮改試してみた。
100台のPCにSSDを導入して苦労した経験からであるが、SSDは性能と寿命の観点で各社とも工夫を凝らしてある。書込分散処理技術とキャッシュメモリーと不良ブロックの扱いがHDDとは異なる。最初からSSDを前提にした初期導入のOSであれば問題ないがディスクIOやネットワークIOで問題があった。因みにSSD仕様Netbookの応答は速いが導入済みOSを入れ替えると途端に動作が激遅する。前述の問題を工夫しているからだろうと想像する。
さて、本題のSSDであるがインストールを済ませて試聴してみたが音の輪郭が甘くぼやける感じである。また、NASとの通信の問題と思うが音途切れが頻繁に起こる。一日試してみたが実験君の環境では時間の無駄のようだ。
SSD-NAS
実験君のNASはAirstationにUSBディスクを接続してある。Airstationは元々8GBUSBメモリーを取付けてあるが、当然容量不足であるからHDDかSSDを利用する事になる。SSDのUSBインターフェイスをSATA-SSDに変換するためにNOVACのインターフェイスを使っている。これがバスパワーUSB仕様になっており5V400mAで規格内ではあるがここに注目。SSDにUSBインターフェイスと別に5V電源を付けた。音質音場感傾向は燐と同じであるが一層精緻と色彩がはっきりした感じである。USB-SSDはバスパワーでなく5V電源を供給して使用するのが良いようである。実験君の環境ではSSDはPCから離した方が音の滲みがなくて良い。
この時点でSSD-Airstation-NASが一位になった。運用系はSSDを鑑み読込み専用でAirstation-32GBSSDx5-NASサーバを作り、また、Buffalo-4TBにリッピングと保管して定期的にAirstationに移す環境で完成とする。
今回の実験くん(全て余り物をリサイクル)
デジタルはアナログ以上に音の変る要素を内在している。音楽の浪費を反省し、そろそろアナログが懐かしく思うこの頃である。
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