HAL4550

SPU & CotterMK2

SPU-GEがやっと納得できる音で鳴り始めた。最後の決め手はRigid Float13"のレゾナンス環の調整であったが、CotterMK2の存在は大きい。当初に比べると全体が締まって音のピントが合うようになってきた、皮肉な事にEMT系に近くなった。オルトフォンは先祖だから当たりまえかも知れない。

これまでSPUはAudioCraft フォノイコライザPE6000sigunetureの3Ωに接続していたのであるが、改めて24Ω設定のCotterMK2に接続してみたら俄然良い音で鳴り始めた。そこでイコライザーをML-6LにしてダイレクトアウトをMM22Hに入れる構成に変更した。
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そして、CotterMK2を3Ω設定に変更した。この状態でオーケストラも相当なレベルまで追い込めた。もっとも試聴しているレコードはラージDECCAとETERNA-Vステレオであるが、これ等が旨くなるようになれば当面の不満はなくなる。
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最後はパイプのレゾナンス環を動かして位置決めをする。オーケストラの弦の制動が正確にコントロールされている状態に聴こえる。アームの共振が抑えられ付帯音が混ざり込まないのだろう。邦楽POPSでは子音のコントロールができ、女子ボーカルそのものが前に出てきたり奥に引っ込んだり面白いように変化する。レゾナンス環恐るべし。
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拙ブログのアクセス解析によるとCotterMK2とML-6Lの訪問者は日常的に多い、この辺に興味を持たれるファンが多いのだろうと思う。

SPUとCotterMK2とML-6LはJAZZに限らず、クラシックにも良い組合せであると云える。更にインピーダンスマッチングと針圧調整により音のピントがきっちり合うようになる。

CotterMK2の設定表を掲載するので参考になれば幸いである。設定表は二種類あるので迷うが、わたしは代理店の設定を使用している。

日本の総代理店から入手した設定表
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MA Cotterが販売店へ添付していた設定表 Type-S(20-100Ω) Type-P(6-30Ω) Type-PP(20-30Ω) Type-X(特別仕様)
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MA Cotter MK2 TypeLが手に入れば文句無いのだが、いかんせCotterMK2の売り物が少ないのと断線の問題があるので迂闊には手を出せない。過って手元でテストしたものも二次側が断線していた。

しかし、断線しているものでも設定端子からジャンパーを出して簡易的に修復可能である。LRCテスターで巻線比も簡単に分る、これは大昔エルタスの本多さんに教わったが微少電流を扱うトランスは磁化により高域が濁るのでテスターで昇圧トランスにDCを流す事は推薦しない。しかし、鉛封入を溶かして修理するより簡単であると思う。
by hal4550 | 2012-05-18 02:00 | EMT