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HAL4550

ウエルカム マイケル・エリオット

このところ22Sigを贔屓にしていたら真空管プリのSP11が黙り込んでしまった。電源を入れても音を出してくれない。22年間もメインで楽しましてくれたのに、この仕打ちは余りにも可哀相な気もする。電源周りのコンデンサーに中りを付けて取り敢えずパーツを購入したが、忙しさに感けて放置したまま3週間が過ぎてしまった。

祇園祭のついでにショップを覘いていたら綺麗なSA5000があったので即購入した。SP11の代替と言う訳ではないが、かって、SA5やLPN2そしてML7も比較的長い期間ではあったが、結局SP11には太刀打ち出来ずに私のもとを去っていった。今度も一時的な滞在になるかもしれないが、とにかく、ウエルカムだ。
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22Sigとは、また肌合いの違う、たなびくような余韻を感じる。初日からかなり好印象を受ける。少し頑張れば晩秋の澄み切った余韻が味わえるかも知れない予感がする。でも赤いコンデンサーに取り替える事には抵抗もありバージョンアップなしで頑張ってみよう。
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海の日にSP11を修理することにした。音の出ないプリアンプは余りにも可哀相である。結局、目論見どおり安定化電源回路のコンデンサーが容量抜けでミューテイングがかかっていたことが原因だったので、簡単に修理できた。そして、SP11は元の様に唱を奏でる事が出来るようになったので嬉しい。SA5000との比較はしたくなかったが、やはり、比べて聴いてしまう。Marantz7CからSP11に替えたとき、そのスピード感と緻密な音楽性に惚れ込んだが、SA5000との比較では、そのスピード感さえ鈍く感じてしまう。そして音も重たく感じるが、逆にSA5000の軽やかさが軽薄に聴こえない訳でもない。暫らく付き合って見ることにした。それにしても、このSA5000が周りと良く馴染んで少し困っている。
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暑い夏に晩秋の澄んだ余韻を求める旅に出るのも好いものだ。 SA5000はMC3500でJBL4550を鳴らすのに使う。
by hal4550 | 2009-07-21 00:31 | MC3500