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オーロラ




ニューヨークの仕事のついでにMET2015秋シーズン初日のオペラ"オテロ"を観るために成田経由のJL直行便に乗った。途中予想だしないことが起こった。CAさんがアンカレッジ上空一万メートルでオーロラが出ていますよと、そっと教えてくれた。誰一人起きていない時間帯に私ひとりだけが本を読んでいた。個々は衝立で仕切られているから窓側席からしか見えないが神秘的な体験をした。誇らしげに大きく輝く明けの明星の横に並ぶ小さな星は火星だろうか。



始まりはチョロチョロと雲がもやっているのかと思ったが刷毛で曳いたように隷属的に色や帯が変化する様は神々しかった。わずか二分間の出来事である。写真を撮り始めて二分後にはすでに消えてしまったから、前後を入れても五分も無かっただろう。話に聞くイエローナイフあたりのオーロラツアーは素晴らしいそうであるが勿論わたしは初めての体験であった。


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ニューヨークは三泊の予定で昼間仕事をして夜はMETとJAZZ巡りが楽しみである。そのあとの地獄のハワイを今は考えるまい。眠れぬ夜更けを刻む為に此処では手にすることも叶わぬ堀口大学が無性に読みたい、遥か遠き恋人に遇いたい









by hal4550 | 2015-09-21 06:52 | その他

さまよえるオランダ人





ザルツブルグを十時発のミュヘン行きのICEに乗ったが駅手前の徐行運転で接続に十分以上有った筈の列車はホームには無かった。時刻表で次を調べてニルンベルグまでは旨くつなげたがニルンベルグからバイロイトが大変だった。ホーフまで行って大回りで電車を二回乗り継いで戻りバイロイト駅に到着したのは十七時四十五分、結局八時間かかった。急ぎタクシーでチケットを取りにホテルへ立ち寄り、祝祭歌劇場に到着したのは二分前ギリギリ間に合った、何事も諦めず努力し続ける事が肝心だ。


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バルコニーでのファンファーレが鳴り響き入場は始まっていた、中央の真ん中の席だったのでみんな立って待ってもらっているのには恐縮した。席は最高で両隣は美女二人でご機嫌、小錦二人に挟まれたザルッブルグとは大違いだった。


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音楽が始まった。昨日のウィーンと比べると音は荒いがワーグナーらしくとても良かった。いつも聴いているワーグナーの音がする。演出はギョっとした。舞台いっぱいに三面に大型の液晶モニターが沢山配置してありタイマーが高速で動いている。またかと思ったが、どうも意図があるらしくそのままじっと見ていると、やがて一見して分かる中国人の男がオランダ人船長役で出てきた。頭の様子が変である、半分が部分的に禿ている、そうか円形脱毛症化と気が付くのに随分時間がかかった、ストーリが半分ぐらいで漸くストレスによる円形脱毛症を表現していると分かった、部下も半分ぐらいの親衛隊らしき者達は全員円形脱毛症である。このオランダ人船長はビジネスマン社会を表現している。扇風機を作る工場を経営していてお金は有り余るほどあると云う設定、現代の中国人の比喩だろう、中国人を使ったのは面白い。かって日本人もこれぐらい皮肉られたことがあった。とても良くできたストーリと演出だった。デジタルと映像を巧みに使いこなし、嵐の場面や時間の経過や感情の表現、深層心理の表し方などは本当に良く考えてある。原作のオランダ人船長を知らないと理解できない危ういところはあるものの良く出来た演出だった。

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途中の休憩はなく通しで二十時半には終演した。外はまだ陽が高く、私の左肩に座っている女房とシャンパンで乾杯した。街に出ても一人では仕方ないと思い祝祭歌劇場のレストランに入った。ドレスアップした紳士淑女が食事をしている。メニューはシャンパン・赤白ワイン付きのフルコースでも98euと安く、余り食欲はないがホテルで食べるよりかましだろうと思った。料理はやはり塩辛いので口には合わない、昨日もおとといも今度の旅は美味しい食事には縁がなかった。


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機内で文芸春秋を読んでいるとドイツ人がヨーロッパで嫌われていると書いてある。気になったので読むとギリシャ問題である、ドイツ人は勤勉だが自分たちの考えを押し付けて逃げる隙も作らないそうだ。ドイツ人は自分たちが努力して倹約しているから支援を受けるためには当然質素倹約に励めというのは分かるが、フランス人やイタリア人は相手のことを尊重して配慮しながら助けるそうだ。あとミュヘンで列車を乗り継ぐときに物凄い光景を目にした。ホームからサッカーファンだろうか団体で歌を歌いながな降りてくる、どこの国でもサッカーファンは困ったものだが、一糸乱れぬ行進と轟く合唱には恐怖すら感じた。強制されることなく自分の意思で怒涛の群れを組む、これは異国人、特に大戦中に被害を受けたユダヤ人、フランス・ポーランド始め周辺国からは嫌われる、勤勉さゆえに嫌われるのであろう。同じ敗戦国で復興した国だが、やはり、ドイツ人は日本人とは全く違う人々である。


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    最後まで拙文お読み戴き有難うございました。 おわり







by hal4550 | 2015-08-28 06:00 | その他

ザルツブルグ

トロバトーレ





元々予定には無かったが、いつか行きたいと思っていたザルツブルグヘ来た。切っ掛けは簡単で真ん中の14日が丸々空いたからである。三日連続でワーグナーも良いかと神々の黄昏のチケットを取るつもりでいたがウィーンのチケットオフィスにメールするとザルツブルグの最上席が二席空いたとオファーが来た。ザルッブルグ音楽祭の目玉でトロバトーレのレオノーラをアンナ・ネトレブコがやると云う、それにオケは当然ウィーンフィルでノセダの指揮、最初はルナ伯爵でドミンゴも出るとかカフマンもと云われていたので神々の黄昏は諦めて俄然ザルツブルグへ興味が移った。ルナ伯爵をドミンゴは降りてカフマンはドタキャンと舞台が始まる前に申し訳なさそうな案内があったのは残念だった。


話を元に戻すと、トリスタンの幕間にウィーンへ携帯メールで予約したのは心配だったが、最終的にザルツブルグ祝祭歌劇場のオフィスにチケットを預けることで解決した。これは今までとは違う女の子が担当してくれたのでスムーズに進んだ。価格は表示価格430EUがプレミアで900EUで手に入った。最も取り難いザルッブルグのチケットが前日に二倍のプレミアで取れたこと自体が奇跡である。ザルツブルグヘ着くまでが半日仕事で時刻表通りだと五時間で着く筈がバスを乗り継ぎアウトバーンを走り列車に戻り七時間近くかかった。ホテルは駅の横のRAMADAホテル、先にチェックインして着替えてタクシーで15分ザルッブルグ祝祭歌劇場についた。


ザルッブルグは大きな街で都会的な喧騒と観光地の賑わいが同居する処でバイロイトとは正反対の街である。祝祭歌劇場も町中にあり観光客も多い、最もチケットが取り難い劇場である事も理解できる。チケットの受け取りに指定された夜間オフィスは十九時五十分にならないと開かないそうだ、それまで三十分あるのですぐ横にある1890年創業のNiemetzに入った、歌劇場に入る人達の溜り場のようだ。お薦めはと聞くと珈琲とザッハトルテと云うので名前だけは知っていたバッハトルテ、簡単に言えばホイップクリームを添えたチョコレート・ケーキを無理して完食した。それを見ていた上品な年配の女性(男連れ)に笑われた。帰り際に会釈すると会場でお会いしましょうと話しかけてくれた。


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二十時半からトロバトーレが始まった。満席である、一席も空はない。私は良い席だったが左右を小錦二人に占領された感じで超デブに挟まれてしまった。ザルッブルグも横に広い劇場で奥行きはそれほど無いように思える。それでもキャパシティは50x50の二千五百席ぐらいだろうか、通路もスロープの傾斜がついていて歩き難い。

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ノセダはMETで何回も聴いているのでお馴染みであるがウィーンフィルを振るとは思わなかった。明日はムーティとオッターがバィヨリン協奏曲をやるらしい。海外演奏会の初心者が多いようだ、私が会場で話をした夫婦も初めてという。誰でも最初は必ずあるものだから最初がザルッブルグとはラッキーな人々だ。劇場で目を引くオケピットだが随分狭くて浅い、背の大きい人や楽器がピットからこぼれている。コントラバスが五本で素晴らしい低音弦を聴かせてくれる。トロバトーレとは吟遊詩人マンリーコのことでMELI、ルナ伯爵はArtur Rucinski、ジプシー女のアズチェーナはSemenchuk、そしてレオノーラはAnna NETREBKOであった。演出は例にもれず奇抜なもので大型の絵画が壁となって舞台中を動き回る。アズチェーナは素晴らしいメゾで美声を披露したが逆に演出の問題点をさらけ出すことが不満であった。最初の場面から美術館をフランス人団体が動き回り、途中で中世の服装へと変わるので想像がついて行けない。辛うじて聖母子像や子供の絵が四枚揃ったところでアズチェーナが歌いだすルナ伯爵の弟とジプシー女の子供を取り換えて焼き殺された場面を表現していることが分かった、必然性は勿論ない。



話をウィーンフィルに戻すと、いつものウィーンフィルとは少し違って音に一段と張りがある、柔らかい弦のイメージであったが鋭さとしなやかさを併せ持つことがウィーンの特徴であることを改めて知った。トロバトーレの管楽器の良さもはっきり出ている。前日のバイロイトのトリスタンと比べても良い勝負だ。バイロイトとの違いは観客にある。ウィーンでも目にすることであるが、アリアのあと直ぐに拍手が鳴り止まないことである。苦い顔で絶対に拍手をしない人々も大勢いるが拍手によって音楽の進行を止めていることに気が付かない観光音楽ファンには困ったものだ、バイロイトには観光客が来ないので絶対にそのようなことは在り得ない。ちゃんとマナーを弁えている者たちが集まるのがバイロイトであることがよく分かる。マンリーコ三幕のハィCは歌い切らないうちから拍手の渦であり、拍手が終わらないからNosedaも音楽を先に進められない、でもみんな分かっているからじっと待ってくれている。

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途中休憩一回をはさみ零時には終わった。休憩の様子がMETやスカラとは違う、シャンパンやワインを片手に表の通りまで、ポワイェに居る人は無くみんな表の通りで風に当りながらおしゃべりに花を咲かせている。ザルツアッハ川に吹く風が通りを抜けて歌劇場にも流れてくる。八月の暑い夜を吹き抜ける涼風である。バイロイトの森を抜ける風とは比べ物にならないが僅かな風を求めて人々は歌劇場前の通りに抜け出るのである。今回も体は物凄く疲れているが感覚は妙に鋭くなっているのに気が付く。ものの本によるとザルツ(塩の)砦ということのようだ、昔から産出される岩塩をヨーロッパ各地へ運ぶ川がザルツァッハでその通行税を大司教が集め街を支えていた、そういうところでモォツアルトは産れ、ここで二十五歳まで育った。残念でもないがそのような類の観光地は一切行かないので知る由もないのだがインターネットのお蔭で知識は増える。

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ライトアップされた城壁や狭い岩肌に寄せ合って立っている旧市街地は青緑色で美しい。結局何処にも行かず列車でバイロイトへ戻ることになる。せめて、チョコレートだけは土産でも買おうかと思う、バイロイトには土産らしいものは何にもない、そこが良いのだが。ザルッブルグはお土産に事欠かない。   続く









by hal4550 | 2015-08-27 06:00 | その他

iPhoneOS




iPhone6のOSを8.4に更新した。前回8.3に更新後からネットにつながりにくく、iPhone自体がすぐに熱を持つようになったので新しいOSが公開されたら直ぐに更新しようと思っていた。


8.4の変更点は分からないが更新して熱を持たなくなった、以前と同じになったことは良い。iPhoneを手で操作していても本体が熱くなり掌が気持ち悪かった、当然だが電池の持ちが悪く一日持たないことが多く充電器かバッテリーパックを持ち歩かなければならなかった。設定を絞り最低の機能で使って二カ月間不自由であったが、ネットにはこのような障害報告はなかったので自分だけのトラブルかと思った。キャリアをそろそろSに戻そうかと思っている。




by hal4550 | 2015-07-13 15:27 | その他

バイロイト音楽祭





オペラファン、特にワグネリアンなら一度は訪れてみたいバイロイト祝祭劇場。たまたま夏季休暇の旅行先を探しているとバイロイト音楽祭のHPに辿り着いた。



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八月十三日トリスタンとイゾルテ、八月十五日さまよえるオランダ人、その前後はない。最初チケットをクリックするとオランダ人のチケットがあった、しかし750EURはべらぼうなチケットだが最前列の真ん中席、迷いながらフライトの手配、こちらは運良く取れた、ホテルは難しいと思っていたがバイロイトで二番目に良いホテルが取れた。あとはフランクフルトからバイロイトまでの交通、いろいろ考えたのだがTGVで三時間余り、遅い便でも午後九時ぐらいにはホテルに着く予定である。



幾日か過ぎてバイロイト祝祭劇場のHPでチケットを検索するとトリスタンとイゾルテのチケットが出ている、値段は1000EUR邦貨14万円のプラチナチケット、迷わずクリックした。程なくチケットオフィスからメールが届き、二三日後に連絡すると書いてある。一週間待っても連絡が無いので催促のメールをすると、今週中に連絡するから我慢して欲しいと書いてあるがカード会社から引落通知が来た。うむむむ、更に二週間待ち催促のメールをすると今度は返事すら返ってこない。カード会社に連絡して現地に督促して欲しい、キャンセルしたい訳では無いと伝えるとコンシェルジュ嬢がアクションをとってくれた。チケットオフィスに電話を入れて事情を聞いてくれた。説明によるとバイロイト祝祭劇場からチケットが届いていないので返事が出来ない、来たら直ぐに返事するということであると連絡戴いた。


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コンシェルジュデスクのあるカード会社は頼もしい、色々なトラブルを解決してくれる。前回のパリオペラ座のときは現地でコンシェルジュのことは考え付きもしなかったが、チケットオフィスに連絡すると直ぐに返金してくれた。最終的にどうなるか分らないが楽しみと不安でドキドキしている。チケットが無いのにバイロイトに行っても仕方ないのだが、さりとてザルツブルグあたりのモーッアルトには興味は無い。



冷房設備も無く硬い椅子に縛り付けられて四時間も身動ぎすらできない、こんなことは一回限りでよい。さて、タキシードとエナメル靴を新調するか迷うところだが先ずはドレスコードを聞いてみよう。




キャストと以下の通り素晴らしい。

2015年トリスタンとイゾルデ
演出:カタリナ・ワーグナー
指揮:クリスティアン・ティーレマン
イゾルデ:エヴァ=マリア・ヴェストブロック
トリスタン:スティーブン・グールド







by hal4550 | 2015-07-06 01:00 | その他

マッカラン




初めての酒の話題、昨日ワインを買うためにデパートへ行った。目当てのベルターニ・アマローネは在庫切れで六本オーダした。手ぶらで帰るのもしゃくだからポイヤックのRESERVE DE LA COMTESSE2006を六本買った。ポイヤックと云えばラ・トゥールであるがこの伯爵夫人も素晴らしかった。帰り際に棚で見つけたMACLLAN15は迷わずゲット。

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今日は庭木に梅雨前の施肥を行った、汗びっしょりになり午前中に終わった。黄昏ながらマッカランを開けた。Bowmoreを呑むまではMacllanが一番と思っていたが自宅で飲むまでは至らなかった。WOWOWドラマSUITでハービーが飲むのがMacllan25憧れのマッカランである。外では馬鹿の一つ覚えでマッカランの水割りを頼んでいたのだがパリでBowmore15をシヨットグラスで呑んでからは少し変わった。改めて呑み比べてみた。BOWMORE15+MACLLAN15+カスク25+ブルーラベル、酒は呑み比べるものではない、がしかしオーディオマニアの性だろう、比較の対象があれば比べたくなる。

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マッカランを呑んでもブルーラベルを呑んでもBOWMOREが一番の好みと思っていたが同時に比べてみると、夫々が個性があっても似通っていた。しかし、BOWMORE15の個性は際立っている、やはり、自分にはこれが一番合っていると思う。このBOWMORE15も水割りやソーダ割りするとただのスコッチになってしまうからお笑いである。室温よりほんの少し温かめの水を少量足すかショットグラスで呑まないとそのティストは失ってしまう。スコッチ・ビギナーのわたしが云うのはおこがましいが呑み方で評価が変わってしまう。ツマミは要らないかツマ缶を開ける、その程度である。だからわたしは本物の酒飲みではなかろう。食事時以外では酒を呑む習慣を持たないわたしはレコードを聴きながら本を読みながら酒を呑みたいとは思えない、ただショットグラスで1-2杯をぐっと呑むだけである。



ニッカカスク25年モルト 59%

マッカラン15年 43%

ボウモア15年 43%

ブルーラベル 40%


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by hal4550 | 2015-06-20 01:00 | その他

BIKE



欧州から帰るとBIKEが届いていた。このBIKE時速40K/hは出るのに推進力はまるっきり無い、固定してあるから当たり前だろう。



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AFB6010、エアロ・フィットネス・バイクだから道が走れる訳ではない、フィットネス用のAero BIKEである。拙GYMに色々機材が揃いつつある。運動フェチな訳でもないが、中高年の家には必ずあると云う健康グッズのトップ、レッグマジックとエアロバイクだが、例外無く洋服掛けになったり物置に仕舞い込まれて新品のまま粗大ごみ化しているのを見ている。

だからAFBには手を出すまいと思っていた、だが届いてしまった。義妹からの贈り物である、まあ玩具であるが機能はしっかりと完備している。GYMのルームランナーとマシンの隙間にセットしてメニューに加えて三週間になる。
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実際に走り始めて何故みんなが挫折するかが良く判った。エアロバイクをひたすら漕ぎ続けるのは、結構精神的に辛い、つらいと云うより苦行難行である。動かないAFBよりRUNNERで走る方がよほど楽である。メニューにはインターバルや傾斜負荷、ランダムなど12メニュー、負荷は16段階まで設定できる。

先ずは傾斜負荷で段差5、負荷ピークでは+6で段差11になる。これを五分間で二回繰り返すと5kmになる。時速30k/hを維持するのは大したことのないスピードと思うが、動かないAFBでは結構辛い、これを30分間続けるのは本当に辛い。肉体的な辛さもあるが、ただひたすらペダルを漕ぐ精神的辛さは並大抵ではない、だから痩身目的でエアロバイクを買っても挫折してしまうのだろう。慣れかも知れないがマシンは変化があるので一番楽だろう、ルームランナーは自分でタイミングを取り易いので比較的楽である。ところがエアロバイクは三週間経った今でも負荷の変化について一定速度で漕ぐのは大変である。そしてブレスの仕方が未だに分からない。ルームランナであれば呼気を中心に2呼気2吸気あるいは3呼気2吸気でスピードとのタイミングは取れるが、エアロバイクはこれが上手く行かない、むしろ短距離ブレスの方が良いものかと試している。


AFBがメニューに加わり、ことしからはAFB/5km/10分、RUN/5km/30分、マシン/20分に切替えた。あくまでも健康維持(コレステロール管理)であるが、年末から停滞していた76kgの壁をあっさりクリアできた。やはり運動に慣れてくると体の方がズルをするみたいで、新しいノルマを課す方が良いようである。特にAFBは太腿以上に下腹部と背筋の運動に寄与するようで期待が出来る。今のところ、辛さ半分期待半分で続きそうである。玩具AFBで分かったような口を利くと怒られるかも知れないが、斑目さんは改めて凄い人だと思う。
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オーディオの方は遅々として進まずだが、パーツは着々と揃いつつある。2329、2328、2350、2440、375どんどん集まってくるが500-2000を受け持つ2395を下ろして2350にしてみようと思ったりする、そうすると537-509も375でWにするか。

アホゥな話に想いは巡るが、なかなか重たいドライバーを下ろす決心がつかない。
by hal4550 | 2014-01-25 11:58 | その他

播磨灘坂越浦




坂越の牡蠣、あの美味しさが忘れられず、播州赤穂まで坂越の牡蠣のふるさとを訪ねた。暇人と云われればその通りで有る。


赤穂も坂越も仕事で何回も通ったが随分綺麗に様変わりして驚いた。最後に訪れてから二十年は過ぎただろう。目指すは坂越浦、湾と呼ぶには小さすぎるし地図にも坂越浦と表記されている。一望できる高台から眺めて納得した、穏やかな入り江である。
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坂越の牡蠣養殖筏は坂越浦の沖に点在する。有名な広島の牡蠣、的矢の牡蠣、三陸の牡蠣とも違う、直ぐ隣り相生の牡蠣とも随分違うらしい。

坂越の牡蠣を育てているのは清流「千種川」であることは確かだ。中国山中の分水領千草町の江浪峠に源流を発し68Kmを経て坂越から赤穂御崎で播磨灘に注ぐ清流である。坂越辺りでも透き通った流れは日本有数の清流である。むかし千種川の清流沿いに江浪峠を越えたことがある。峠脇道に入った処には流れのすがたは無く、川の始まりかどうかも分からなかったことを思い出す。下れば道は日本海に通じる。


タクシーの運転手の話によると、坂越の牡蠣の歴史は新しくここ五年ぐらいと聞く、ブランドとして有名になったのも三年前からというので新参者だが味は天下一品であると云う、わたしもそう思う。隣の相生湾、こちらは大きいので湾だが、相生の牡蠣より数段美味しいと云う。相生の牡蠣も千種川と揖保川を売りにしているが味は少し違うようである、いずれも三陸の稚貝を種にしたと聞く。




大阪から新快速75分で赤穂に到着する。目的の坂越駅は田舎駅で周りには何にも無い、タクシーも止まっていないので終着播州赤穂駅で降りてタクシーで坂越漁港へ行くのが賢明と思った。
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あらかじめネットで調べていたが、ネットと実際は大違いであるのは周知のこと、小売販売店の冨田水産、鎌原水産、もう一軒ある。ネットでは別々の離れた店舗と思ったが同じ軒を連ねた小さな店である。それに比べて坂越漁港の牡蠣加工場は思った以上に規模が大きく驚いた。平日にも関わらず駐車場は満杯で溢れた自動車が道端にも留めてあるほど大賑わいで土日なら大変な騒ぎであろうと想像できる。
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昼も大分過ぎていたので先ずは食事をすることにした。「牡蠣加工場」に併設の海の駅「しおさい市場」の「くいどうらく」は順番待ちで当分は順番は廻って来無さそうである。そうこうしている内に焼牡蠣の食べ放題は予定終了になり申込むことはできなかったので座敷に案内してもらった。今更食べ放題なんて無理だろうから座敷の方が都合良い。
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酢牡蠣、牡蠣雑炊、牡蠣フライ、蒸牡蠣、ワッパ汁、あなご一本巻き、牡蠣海苔巻など食べきれないほど注文した。味はもうひとつ、拙宅の酢牡蠣の方が何倍も美味しいと女房は云う、わたしもそう思った。席が取れなかった焼牡蠣は写真だけ撮らせてもらった。
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冨田水産へ行き2Kgを2個準備してもらった。2Kgで約24個ぐらい入っている。生食賞味期限が25日まで四日間である。その4Kgの牡蠣をぶら下げてタクシーで赤穂温泉へ行った。
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その坂越の牡蠣であるが冨田水産鎌倉水産(ここのカキヨメブログは面白い)も隣同士で同じ牡蠣である、電話FAXで注文できるので是非楽しんで欲しい。1Kgで850円10個ぐらい入る、箱代が300円と送料で受取後振込が可能。殻付牡蠣を敬遠される人が多いと思うが、要領が分かれば簡単である。わたしは1個を10秒ぐらいで剥ける様になった、それで牡蠣剥アルバイトに行こうかなと思うほど上達すれば面白いものである。牡蠣剝きナイフも同時に送ってもらうことをお勧めする。


帰って早速、自宅のコンロで焼牡蠣をしたが大変なことになった。焼けるにつれて殻が飛び散り、そして爆発するので火傷覚悟であった、自宅の焼牡蠣は薦められない。残りの牡蠣を剝いて明日は牡蠣御飯の予定だが酢牡蠣と生牡蠣も食べようと思う。
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2Kgはお土産で差し上げようと思ったが昨今のノロウィルス騒ぎで躊躇し、結局自家消費に決めた。余れば最後は漬け込もうかと思っている。坂越の牡蠣は11月から3月まで、あと何回楽しめるだろうか。


牡蠣御飯を炊いた、牡蠣を剥き揚げを小さく刻み白醤油と日本酒で味を調え、炊き上がりに青ねぎを混ぜる、とっても美味しい、牡蠣はご飯とも良く合う。
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by hal4550 | 2014-01-23 15:30 | その他

ドライビング・シューズ




車が好きな人、車を運転する事が好きな人、わたしは峠が好きである。いずれも車は運転しないと大方は意味を成さない。


その車を運転する時に注意を払いたいのがドライビング・シューズである。そういう私も運転しやすい靴が欲しいとは思っていても専用のドライビング・シューズを買うことまでは考えなかった。理由は運転すること自体が目的ではなかったからであり、目的地についてからの行動により靴を選ぶからである、多分、大多数は同様の選択ではないかと思う。
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靴に気が向いたのは、ことしの夏拙宅に遊びに来たカップルの亭主が真っ赤なローファーのシューズを履いていたからで、女房は目聡くそれを見つけた。彼の妻も誕生日にTodsの靴を買って貰う為の交渉中と聞いて笑ってしまった。

そのことが気になっていた女房が私の誕生日に靴をプレゼントしてくれると言う。今まではサラリーマン定番の愛用リーガル・ウイングチップEEEEであったが、ことしはTOD'Sを見に行こうと誘われた。デパートでも紳士用TOD'Sを置いてある店は少ない。阪急百貨店のメンズ館には色々そろっていてTOD'Sショップに行ったが、残念な事に私の足幅に合うTOD'Sのローファーはなかった。
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帰りがけにマネキンが履いていたスニーカがカッコよく気に入ったので、BOTTEGA VENETAの店に入り色々見せてもらった。そこで気に入ったのがドライビング・シューズとローファーとスニーカであった。結局、買って貰ったのはスニーカで靴紐は気に入らなかったので別なものを誂えることにした。そして、モカシン・ローファーシューズは自分で買った。初めて買った高いお洒落靴、ローファーシューズにしては随分高価な靴だ。履くと足に吸い付くほどで馴染も随分と良い。
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ちょっとお洒落に靴紐を左右違えてみた、これが結構人目をひく。
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これとは別に自分で買ったボッテガ・ローファーはクラシックで上質なカーフレザー製のレースアップシューズで、つま先にイントレチャートの編み込みと、モカシンの特徴であるシューレースのディテールがあしらわれている。コーディネートがしやすく、ジーンズやパンツやスーツにも合せられるので気に入っている。





さて、置いてきぼりになったボッテガのドライビング・シューズであるが、先日近くの駐車場で眼科医がBMWのX5から降りた足元を見るとBOTTEGAのドライビング・シューズではないか、編み込みの特長ですぐに分かる。そして、バルセロナのホテルのショーウィンドウ、なんとフェラーリストアーでドライビング・シューズ、勿論作っているのはTOD'Sであるが、落ち着いたエンジ色のドライビング・シューズはカッコ良い、運転も上手く成れそうな気がするだろうな。先ずはFerrariには縁が無さそうであるがドライビング・シューズだけで有れば買えそうな気もする。

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by hal4550 | 2014-01-08 12:46 | その他

ゲルニカ




今日はマドリッドが最後で旅の終り、そして、ゲルニカとフラメンコを見る日である。調子を崩していた女房も「銀座」の日本料理が効いたのか調子を戻している。


もう一回お寿司を食べれば元気になれる気がするというので、今日も昼食を「銀座」に行ってみることにした。

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お昼の銀座に一番乗り、写真をとっても構わないと板前の森川さんが云うので遠慮なしに写したが、やはり気恥ずかしさが付きまとう。冬場のマグロは養殖マグロだそうだが、それでも旨い、トロはもっと旨く、更に二貫追加したいのをじっと我慢して後はウニとチラシにした。奥さんが大阪豊中の出身で長いことスペインで板前をしていると聞いた。銀座の社長は京都出身で食に対する拘り方が凄い方らしく夕べ会計をしてくれたご老人がそうらしい。二言三言しか話さなかったが、頑固そうだ。

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AVEの話になり、昨年運転士の怠慢で事故があり、スペイン列車事故最悪の170名死者を出した。スピード超過で脱線したのはJR尼崎の事故と同じで故意に脱線させた罪で係争中、本当に恐ろしいことだ。銀座のシステムは回転すしと同じようだが寿司は回転しない、回転すしのレールはサンプルを乗せて廻っている。値段は皿の色で決まっており、日本と同じような感じであるが注文して目の前で握り板さんが手渡してくれるシステムである。会計が分かり易く何と無く面白い。

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ゲルニカを展示してあるソフィア王妃芸術センターはプラド美術館からも近く、ホテルから歩いて15分、AVEアトーチャ駅の横にある。スペインの現代美術、ピカソ、ダリ、ミロ、ファン、グリス、タビエスなどが展示されている。二階にピカソは展示してあるが、全部で30点余り、ゲルニカと泣く女、青衣の女を除くとあとは小品ばかりだが、ゲルニカに圧倒され一時間近く見とれていた、それもカフェテリアでの休憩を挟んで二回も三回も見た。ゲルニカは京都でピカソ展が開催されたときパネル展示してあり、いつかマドリッドで本物を見てみたいと思っていたので願いが叶い嬉しい。京都ではテーマごとの展示で、青の時代、ミノタウルス、等々初期から最晩年まで網羅されていたので、このソフィア王妃芸術センターより見応えがあったが、やはり、ゲルニカには圧倒される。

結局、写真は禁止されていたので一枚もない、いや、ピカソは、ゲルニカは、写真なんぞに収めてはいけないような気がした。 一階のショップでゲルニカのポスター写真二枚と、ゲルニカの画集、制作過程解説を買い求めた。




夜は息子夫婦と落合い、フラメンコの老舗、Corral de la Moreria(コラール・デ・ラ・モレリア)の席をホテルのコンシェルジュにとってもらった、しかも間際にも関わらず超満員の店内で最前列の特等席に席替えしてくれたマネージャ氏にチップをはずんだのは当然。その驚くべきギター、歌、タップの全てを含めてフラメンコという総合芸術の神髄に触れたような気がする。詳細については知識の持ち合わせが無く陳腐になるから写真を見て戴きたい。女房は暫らくフラメンコを習ってしたので細かく説明をしてくれるのだが、2014年旅のフィナーレに相応しいエンターテイメントだった。

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興奮覚めやらぬまま、ホテルのラウンジでカクテルを楽しみ、As time goes byを弾いて貰い時の過ぎる夜を惜しんだ。さあ、頑張って働くぞ、そして来年はイギリス・フランスの旅にするぞ.....と他愛もない戯言を云って見たりして。

最後まで拙ブログをご笑覧戴きありがとうございました。

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by hal4550 | 2014-01-04 14:37 | その他