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HAL4550

音のない楽しみ

ここ一週間は音を聴かずに楽しんでいる。Levinson JC-1DCに違和感を覚え周波数特性とレベルを測るためにオシロスコープと低周波発信器とマルチメータを引張り出した。

機器の校正をするために接続したが、発信器の波形が歪んでいる、そしてオシロのスイープもおかしい、2チャンネルのうち1チャンネルに信号が入らない、等など、とても測定どころではなかった。


やはりオーディオ・アナライザーを買わねばとネットで調べ始めた。調べて行くうちにオーディオアナライザーの新製品は無い、現行製品でも15年も昔の製品をマイナーチェンジでABCDと改めて販売しているようだ。国内のオーディオ製品は売れないので設備投資をしない、ますます、駄目になって行く負のスパイラルへの道だろう。

まあ、中古でも良いかと思ったが調べて行くうちに重大な事に気が付いた。測定器の殆どが15年昔の製品でもDSP等プロセッサを使用している、経験的にプロセッサは15年も使うと必ずトラブルが起こる、ロジックICならいざ知らず、壊れたら修理不能と云う事だ。アンプやCD、DACも状況的には同じであるが稀にしか使わない測定器だから割り切れない。アンプに比べれば安いものだがコストパフォーマンスが悪すぎる。


欲しい品はテクトロのAM700、これは古すぎて修理不能だから諦めた。シバソクのAM51CかAM70A、機能としては申し分ないが少し問題がある。そしてメグロのMAK-6630、これも現行製品だが少し物足りない。素人が使うのだからどれでも良いのだが、比べてみると、段々上の方へスライドするのは性分だから仕方ない。
オーディオ製品に比べれば、安いものだ、だから、新品を買おうと思った。某社のサポート窓口の人にライバル社を推薦するのは変ですがHPの、いまはAgilentという社名に変わっているが、それを薦められた。もう少し検討してみるがAgilent U8903Aは欲しい機能は全て揃っている、そしてサポートも校正も完璧である。
これが一番新しいU8903A
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これも良いAM51C
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一番欲しいAM70A、2010年生産中止で新品は買えない。
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こういうのも楽しみである。さて、どうなることやら。
by hal4550 | 2013-06-26 21:00 | その他