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HAL4550

La Messe

今日は日曜日、図らずも教会巡りとなったのは偶然ではない。前日にモンマルトルのサクレ・クール寺院で聞けなかった日曜ミサに出会うためだ。


サン・ミッシェル・ノートル・ダム大聖堂からサン・ジェルマン・デ・プレ教会、そしてサン・シュルプス教会を回った。信徒でもない我々がミサを覗き見ることは大変失礼なことに違いないだろうが、信徒より見学者が多い現実は否定しようが無いことだ。
驚いたことに入場料を取るところは無かった。日本を含め各国では入場料を徴収するのであるが懐の広い国である。

さて、ミサを聴きたかったのはパイプオルガンと朗読とゴスペルに触れてみたかった、素晴しい経験が出来た。フランス語やラテン語は全く理解が出来ないが、ダウンロードしておいたフランス語のミサ式次第を片手に聴いていると言葉が伝わってくるのだ、一緒に応答している気になるから不思議だ。


ノートル・ダム大聖堂は音響設備が素晴しく大音響の迫力あるパイプオルガンに司祭と続く助祭の澄み切った声による朗読は、まさに声明と同じように厳正でこの世のものと思われない美しさがあり、信徒の応答も厳粛なものである。ノートル・ダムでは女性の美しいソプラノの朗読が凛と響き渡り信徒の応答、ゴスペルも素晴しかった。
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そして、サン・ジェルマン・デ・プレ教会では司祭と二人の助祭による朗読でミサが進められたがPAなどの設備は無く信徒も少数であったが、聖体拝領が見られた。
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そして、小規模であったがパイプオルガンが最も綺麗に聴こえたのはサン・シュルプス教会であった。この教会は前から是非来たいと思っていたところであった。パリ旅情の深尾須磨子の詩に出てくるところである。サンジェルマン通りの近くにありながらそれほど有名でなく、最近ではダビンチ・コードの舞台になったところでもあるがパイプオルガンの音色とその雰囲気が素晴しくマッチしていた。
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by hal4550 | 2013-01-01 18:58 | その他