HAL4550

Rigid Float


OIL FLOATED TONEARM Rigid Floatが連休明けに届いた。注文して三週間後に納入される、多分受注生産品と思う。
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海外製品ではなく純国産のトーンアーム、一回も聴いた事がなくAnalog誌で目にしたオイルフロートと云うストレートアームを注文した。SPUを一回使ってみようと思いアームを探していたのである。
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待つこと三週間以上、想像していたものとは相当違った。ベースが大きく重たい。取り付けタイプではなくプレーヤの傍らに置いて使うものらしい。三本のネジで固定も出来るのだが。
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値段からして有り得ない製品だ。それからパイプアームに色むらがあり、EMTやSMEなど上等な仕上げの製品を見慣れている所為か雑な仕上げである。使う気にも慣れず2日ほど放置していたが、頼んでいたオルトフォンのモノラルカートリッヂCD25Dが追い駆けて届いた。重い腰を上げ用意していたアームベースのタモ材に取付位置を合わしてみた。やはり高さが20ミリ高いのでマンションラックを加工しなければならない。
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金色のベースを取り外してボードに直接取り付けようと思ったが簡単には外れそうもない。アームボードを25ミリ下げる作業が大変である。ラックを解体して硬いタモ材を電気鋸で正確に切り落すのに半日かかってしまった。憂鬱の原因は多分ここにあったと思う。そして、指定どおりベースをボードに固定せず置いて、SPU-GEを取り付け針圧を先ずは3gにして邦盤を鳴らしてみた。アームの感触はオイルフロート独特のぐらぐらである。

不思議な事にアームにとってはぐらぐらが最も良いらしい、自在に動き自動調整されるのだろうが感覚は慣れるしかない。レコードを次々にかけてみた。初めてリニアトラッキングアームを聞いた時の感触に似ている。予想以上に良いようである。邦盤は今までないような良い音でなっている。エテルナ・ロンドン・デッカ盤は驚くほど良い訳ではない。まだ、調整が必要と見えて、今のところリニアトラッキングを追い越す程ではない。
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SPU-GEは三十年前に買って箱に入ったままの新品、まだまだエージングが必要なのか、それともダンパーが硬化しているか、針圧を指定の4gにすると分厚い低音が張りの有る中音と共にSPUらしいサウンドを出てくる。もうアームの存在は忘れている。わたし自身、EMTのカートリッヂにEMTのアームしか使ったことがなく他は知らないので話にもならないが、ともかく良さそうである。
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古いブリキ箱に入ったシューアV15タイプⅢ、エンパイヤ4000DⅢ、デンオンD-103、それにSPU-GE、全部新品である。EMTに出会ってからエラック444やピッカリングは人に差しあげてしまった。まさか、30年過ぎて使うようになるとは思いもしなかった。Rigid Floatについては辛口で書いたが印象は大事である、どう化けるか楽しみである。
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邦盤->SPU->Rigid Float->PME6000->MM22His->Telos2500->DD66000は旨く行きそうだ。

JAZZ->VanDenHal->EMT997->EMT139st->LNP2L->Mc3500x3->JBL4550に決まり。

クラシック->Brinkmann->GoldMund T3F->ML6L->MM22His->Telos2500->DD66000が良いかも。

暫らく遊べそうだし、買い溜めした邦盤が楽しみである。
by hal4550 | 2012-05-12 01:49 | EMT